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2025-02-25
こんにちは!
浜松市・磐田市・湖西市・袋井市など静岡県西部地区の外構エクステリア、タイル専門店
にちにち+そう(有限会社ヒラノタイル)です。
3月も間近!!
滅多に雪が降らないここ浜松市ですが、この冬は何回か雪が見られ、薄っすら積もった日も⛄
スコップで集めてようやく小さな山ができるくらいの浅い雪でしたが、子どもたちは大喜びしました👦
そんな厳しい寒波が過ぎ去り、寒さがようやくひと段落しそうです!
今年は長かった……。
大雪が降った地域の方々は本当に大変だったことと思います。
穏やかな春が訪れる日までもう少し。待ち遠しいですね🌸
今回は事前に確認してほしい、既存物について✅
夢のマイホーム計画、誰しもまずは土地選びからスタートしますよね!
しかし!
どの土地もこの写真のように、まっさらで綺麗に整地されているとは限りません。
そんな時に要注意なのが…いわゆる「既存物」。
もちろん、住宅会社さんが建物工事のジャマになるような
「既存物」は撤去などの対策を考えてくれます。
ところが!!
いざ外構工事を考えた時に、
それまで目に入っていなかった「既存物」の存在に気付くなんてことも。
・建物は建ったけど、やりたかった外構プランができない!
・せっかくのデザインがコレのせいで台無しに…
・えっ!?こんなところにお金がかかってしまうの…!?
そんな青天の霹靂にならないように
今回は外構工事にまつわる「既存物」の例を見落としレベル別に紹介していきます!
(もちろん現場確認の際に私たちもしっかりチェックしますのでご安心ください)
道路沿いに佇む「電柱や標識」
意外と多い、電柱や標識の存在。
電柱の場合は敷地の中に入り込んでいることも珍しくなく
本体だけでなく「支線」も要注意です。
交差点の近くでは「カーブミラー」や「止まれ」の標識にもよくお目にかかりますね。
こんなことが起こるかも
・電柱や標識がジャマで駐車場に出入りしにくい
・境界にブロック塀を作りたいのに電柱があって作れない
対策
・どうしても移動したい場合は
電柱→電力会社(静岡県なら中部電力)もしくはNTTの窓口へ相談
その際は電柱についている「電柱番号」をチェック!
費用は基本的に自己負担(敷地内での移動の場合無料のことも)
標識→管轄の警察署交通課へ相談
費用は基本的に自己負担
・移動までする必要がないor費用をかけたくないor移動できなかった
電柱や標識があることを外構業者へお伝えください!
それに合わせたプランをお作りします。
建物に付随する「雨水桝・汚水桝・水道メーター・浄化槽」
こんなもの見たことありませんか?
これは敷地内の下水管が詰まった時などのための「点検口」。
通称「桝」と呼ばれていて、基本的には建物を作る際
配管工事の一環で設置されます。
「点検口」ですから、蓋を開けられるようにしておかねばなりません!
他にも水道水の使用量を測る機械が入っている
「水道メーター(量水器)」
汚水を浄化する装置の
「浄化槽」※公共下水道がない地域のみ
など水道関係の「既存物」ってこんなにあるんです。
こんなことが起こるかも
・おしゃれなアプローチや門柱を作りたいのに桝がジャマ…
・タイルデッキが欲しい場所に桝があるけど大丈夫なの?
・駐車場の水道メーターが目立って気になる!
・浄化槽がある場所に車を乗せたいけど強度が心配
対策
・早めに外構計画が分かれば、住宅会社さんに相談しておくのが吉!
限られた範囲でですが、位置を調整してもらうことはできます。
・どうしても動かせないものは、そこにあることを踏まえてのプラン作成が必要です。
・水道メーターは蓋の色を変更できることもあります(住宅会社さんに要確認)
・また桝や水道メーターの蓋を塗装してくれるこんなサービスも
▶美濃クラフト「ミノメタル」
https://www.minocraft.co.jp/search/prod_h/np/mmetal
ここからちょっとレベルアップ💪
そんなところにいたんですね「水道・ガス配管」
先程ご紹介した「雨水桝・汚水桝・水道メーター」と別で
地面に埋まって見えないのが「水道・ガス配管」!
工事中に地面を掘っていると現れる配管。
外構工事の監督に職人さんからかかってくる電話ランキング1位が多分
「配管出てきちゃったよ~」です。
/出てきちゃった配管\
こんなことが起こるかも
・カーポートを敷地ギリギリに設置したかったのに配管に干渉してできない
・全く予想できないところにあった場合、工事中に急遽プランを変更しないといけなくなる
・最悪の場合、管の破損等の事故につながることも
対策
・「雨水桝・汚水桝・水道メーター・浄化槽」の位置から私達もある程度は判断できます。
・ガス管の場合は現場に目印がついていることが多いです。
・「桝」と同じく新築なら住宅会社さんが作った「配管図」があればベター!
「配置図」に記載されていることも多いです。
リフォームの時のためにも資料を残しておくと吉◎
※配管図はあくまで図面上の計画のため実際の施工と異なることもあります
・カーポートや門柱など地面に深く埋め込むものがあれば、
事前に住宅会社さんにも伝えておくとスムーズです!
歴史を感じる「何かの名残のコンクリート」
ふわっとした書き方になってしまうのですが
遭遇率高めな「何かの名残のコンクリート」!
\こんなやつ/
周りの土や雑草に紛れて潜んでいたり
「私は道路です」みたいな顔をして実は敷地の中に入っていたり
なんとも厄介な存在です。
こんなことが起こるかも
・撤去処分に想定外の費用がかかってしまう
・残しておくと見た目が気になる…
対策
・こればかりは「現場をしっかりチェックする」ことしかできません。
・私たちもしっかり確認しますが
「ここに元々ブロック塀があったらしい」
「元々古い建物があって取り壊した」
などの有力情報があればぜひ教えてください!
言われてみれば「ブロックの基礎」
お隣との間にある境界ブロック!
元々ブロックが建っていれば外構工事で作る必要がないのでラッキー!なのですが
気を付けないといけないのが
地面の中に埋まっている「ブロックの基礎」。
ブロックが倒れないようにしっかりとコンクリートの基礎が埋まっています。
この基礎が工事のジャマになってしまうケースがあります。
逆に工事中にお隣のブロックの基礎が露出してしまうケースも。
危険です⚠️
このままにしておく訳にはいきません…
こんなことが起こるかも
・ブロック沿いにカーポートを作りたかったのに柱が建てられない!
・お隣のブロック沿いに新たにブロックを積む費用がかかってしまう
対策
・カーポートの柱を建てる程度でしたら部分的にブロックの基礎を削ることで対応できます
もちろん強度に影響がない範囲で行いますのでご安心ください
・お隣のブロック沿いにブロックを積み直す場合
あえてそこを植栽スペースにする等の活用方法もあります
さらにレベルが上がります😲
だれがいつ作ったの「古い側溝・崩れた側溝」
敷地と道路の間にある側溝!
蓋がなければ、新たに架けないといけない…
というところまでは分かりやすいのですが
古い側溝で現在の規格品ではサイズが合わない
側溝が崩れてしまっていて補修が必要
なんてことも時々あります。
つい最近も特注でグレーチング蓋を作らせていただきましたが
通常の2倍以上のお値段に…これが後から追加では痛いですよね💦
こんなことが起こるかも
・特注品で費用がかさんでしまう
・側溝の補修に追加で費用がかかる
・側溝ごと交換が必要で、市区町村へ許可申請を取るなどの一大事に
対策
・側溝の蓋がないことに気付いたら早めに住宅会社さんに相談を!
・造成工事の一環で設置や補修をしてくれることもあれば
外構工事でやってくださいという場合もあるので要確認です
冬にはなかったのに…「雑草」
植物の生命力ってすごいですよね。
放っておくとジャングルのように緑で覆いつくされてしまう土地もあります。
特に最初にご相談いただいたのが冬で、実際の外構工事が夏だった場合…
「この場所で合ってるよね?」と思わず二度見してしまうことも。
工事の前にまずは草刈り!なんてことも少なくありません。
こんなことが起こるかも
・草刈りの費用がプラスで発生してしまう
対策
・外構業者さんに「草刈りの費用は含まれていますか?」と聞いてみてください
・「自分で草刈りします!」というガッツのあるお客様も時々いらっしゃいます
・引き渡しの前に住宅会社さんが綺麗にしてくれる場合も(会社さんによります)
シンプルに「土」
土?
土です。
/ 土 \
ご存じの方もいらっしゃると思いますが意外と知られていないのは
「土を処分するのには予想以上にお金がかかる」ということ。
そして「土は見た目よりもたくさんある」ということ。
平らな土地に見えても、ほとんどの場合外構の際に余分な土を取り除かないといけません。
(もちろん逆に盛土をする場合もあります)
また土質によって処分費用が変わることもあります。
こんなことが起こるかも
・思った以上に土の処分費がかかってしまう
対策
・駐車場になる部分が道路よりかなり盛り上がっている、
敷地内の土が多い気がする…など心配な方は
住宅会社さんに「残土処分は外構工事でやることになりますか?」
と聞いてみてもいいかもしれません。
掘ってみないとわからない「地中埋設物」
見落としと言いますか、これはどうしても工事が始まるまで見つけられないのです。
重機で地面を掘っているときに出てくるコンクリートの塊・瓦・レンガ・古い配管・その他ゴミなどです。
先日は土の中からハンドバッグが出てきてびっくりしました😱
こんなことが起こるかも
・撤去処分に想定外の費用がかかってしまう
予想できるとすれば…
・その土地で古い建物を取り壊したことがある
・何十年も前に埋め立てられた土地(廃棄物の取り締まりが緩かった頃)
・建物の基礎や水道工事の業者さんが「埋設物が出てきた」と言っていた
・浜松で言うと、戦時中に「艦砲射撃」を受けた地域など特にガレキが出やすいエリアも
多くの業者さんは見積り書や図面に
「予見できない地中埋設物の撤去処分は別途費用がかかります」
というような補足を書かれていると思います。
気になる方は確認してみてくださいね!
冒頭でお伝えした通り、私たちも現場確認の時に
このような「既存物」がないか細かくチェックしています!
皆さんも「こういうこともあるんだな」という心構えをしていただければ
土地を選んだ時点で不動産屋さんや住宅会社さんに相談できたり
万が一の時に外構業者さんとも協議しやすくなるのではないかと思います。
「想定外の事態」を少しでも減らして、安心して工事を進められるよう
私たちも日々気を配りながら努めていきます!
気になることがあればプランナーまでご相談くださいね🌿
にちにち+そうでした!
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(担当稲葉)